評価 : 2.5
もくじ
ケアラケクア湾 地図
広域図
拡大図
キャプテン・クック記念碑トレイル Capitain Cook Monument Trail
情報が古くなっています。情報の相違にご注意ください。
トレイルマップ
帰りが大変なのは覚悟して
行きは良いですが帰りがキツイ。それでも良ければ歩いてみよう!
出発!
駐車場所と出発地点
コナ方面から11号線を南下。ケアラケクアの町に入り、マクドナルドが右手に見えたらそろそろ準備を。その少し先にある Napo'opo'o Rd(160号線)に入ります。なお、この交差点は最近になって様相が変わっており、グーグルのストリートビュー現在で見られる画像とかなり異なっている点に注意してください。(2019年5月現在)
もし マナゴ・ホテル まで来てしまったら行き過ぎです。
駐車場所
Napo'opo'o Rd(160号線)に入って、200m程進んだ辺りの道の路肩に路駐します。目印は道の左手に生えている背の高い3本のヤシの木。(「風景画集」のNakajimaさん、情報ありがとうございます!← 2021年4月、サイト確認できず)
路駐の図
この時は左側に路駐しましたが、ストリートビュー(2011年9月)では皆さん右側に止めていますね。止めやすい方へどうぞ。
路駐する場所(目印は左側にある3本のヤシの木)
出発地点
3本のヤシの木とは道を跨いで反対側にトレイルの出発地点があります。細いケモノ道のような雰囲気…。ここでよいのでしょうか!?
出発地点が分かりづらい点は、このトレイルを歩く際の不安要素の一つ。ただ、ストリートビューでは道路の地面に「CAPT. COOK→」と案内が書かれていますね。これが残っていると良いのですが、既に文字が薄らとしているのが気掛かりです。
" CAPT. COOK→ " の文字がトレイルの入口の目印
もし案内がなかったとしても、周辺の木々や草にリボンや紐が結んであるかもしれません。これらがトレイルのルートの目印になるので探してみて。
この先もルートがあやふやになったらリボンを辿って歩いて下さい。先人が分かりづらい箇所に付けてくれているんですよね。この存在が大変心強いのです。
なお、トレイルに入ってすぐの場所で道が二股に分かれているので、これを左へ行きます。
トレイルに入ってすぐの場所
草を掻き分け進む
20~30分は写真のような草むらを歩くことになるでしょう。草をワサワサと手で掻き分けながら。
草ボーボー
ここまで草ボーボーだとは思わなかったので、短パンで行ってしまって失敗。ススキのような切れ味の良い草のせいで、足に細かい切りキズがいっぱいできてしまいました。(上半身素っ裸で歩いているツワモノもいましたが、彼は平気だったのだろうか?)
服装は短パンよりは長ズボンの方が好ましいですね。ただ、草むらを抜けた途端に暑い世界が待っているので、短パンも捨てがたい。どちらが良いか悩むところです。
また、ステッキがあると草を掻き分けるのに便利です。帰路の上り坂の苦痛もステッキで多少和らぐでしょう。手の切り傷を防ぐという面では、軍手でも良いかもしれません。
なお、季節や雨量によっても草の生えっぷりは変わってきます。聞いた話では、大したことない場合もあるとか。上の情報が肩すかしだったらスミマセン。
歩きやすい道に
この辺まで来ると生い茂る草が徐々に減ってきて、だんだん歩きやすい道に変わります。(この辺、と言ってもGPSのない時代に歩いたので地図上の数字の位置はテキトー。)
そして、目の前に突然海が広がるのでした。晴れていれば絶景でしょう。
突然広がる海
普通なら「おおっ!良い景色!」と歓喜な場面になりそうですが、実際は「海があんな遠くにあるよ…!」と気が遠くなりました。
記念碑はまだまだおあずけのようです。更に20~30分程歩くことに。そして…
海に到着
やっと海に着きました!行きはずっと下りなので足がカクカクしています。所要時間約1時間。既にヘトヘトでした。微妙な地図しか持っておらず出発点もあやふやなまま、本当に辿り着けるか心配だったため、精神的に疲れたのが大きかったです。
海に到着
せっかくここまでやって来たのに生憎の曇天。どよーんとしてます。辺りが。しかも暗くて海の中は寒そうですよ?
それにしても、海に出れば当然見える位置にあると思っていたキャプテンクック記念碑が見当たりません。(この時、トレイルと記念碑の位置関係がわかっていませんでした。上の地図は日本へ帰ってから色々調べて作ったものです。)
周辺を歩き回って探してみましたが見つかりません。仕方なく私達は地図上 4 のポイント、カヤックの係留場所付近で泳いでしまいました。最高のシュノーケルエリアである記念碑の前のスポットを目前にして。
カヤック係留場所と記念碑(フェアウィンドツアー時に撮影)
しかし、こんな場所でも海水の透明度は抜群。海というよりも渓流のような透明感。泳いでいる魚が地味だったせいか、まるで渓流を泳ぐアユのようにも見えました。
抜群の透明感
この時、もっと沖で泳げば簡単に記念碑が見つかったはずですが、曇っているうえに海水が非常に冷たかったため、泳ぐ元気がありません。シュノーケルは早々に切り上げました。一体、何をしにここまで来たのやら。
帰路
黙々と坂道を登ります。泳いだ後の登山は想像以上にきつくて大変。急に陽が出て日差しはキツくなるし、私は頭痛にまで襲われ踏んだり蹴ったりでした。途中、休み休み登って所要時間1時間半。汗だくです。車に辿り着いた時は半分死んでいました。
泳ぐことが目的で来ているのに、泳ぐ際は帰路のために十分に体力を温存しておかねばなりません。それがこのトレイルの最大のネックです。
とは言え、反面良い思い出にはなりました。一度この過酷さに挑戦してみるのもアリかも!?